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施主さま・設計士の声

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アトリエmomo

櫻井 百子さん

櫻井 百子(さくらい ももこ)

1973年北海道旭川市生まれ。北海道東海大学芸術工学部卒業後、都市計画事務所、アトリエ設計事務所を経て2008年アトリエmomo設立。子育てをしながら、こころや環境にできるだけ負荷の少ない設計を心がけている。平成22年度北海道赤レンガ建築奨励賞、2011年度JIA環境建築賞優秀賞(住宅部門)、第8回木の建築賞受賞。

一級建築士事務所 アトリエmomo 札幌市中央区宮ヶ丘2丁目1-1ラファイエット宮ヶ丘303号 Platz.内
TEL.011-640-8411
URL.https://www.facebook.com/ateliermomo.arc

森の町「しもかわ」だからできたこと(エコハウス美桑・下川町)

―櫻井さんがウッドファイバーを一番初めに採用していただいたのが、下川町のエコハウスですよね。

ウッドファイバーは機会があったらぜひ使いたいと思っていて、独立して間もない頃にコンペがあったのですが、基本設計をやるぐらいの気持ちで細かい仕様を書き込みました。 森の町 下川なので、断熱材はウッドファイバーでしょ!と思って書き込んだのがきっかけで、下川町の方の大きな協力もあり実現できて良かったです。あのときは下川産のトドマツでウッドファイバーを造ってもらいました。実際に工場視察に行って、造るときも木質のエネルギーでやっているんだとわかり感動しました。造るときも、廃棄するときも排出するCO2が少なくて、使っている間も固定してくれているというのはありがたいことですよね。 断熱材って、建物ができてしまうと見えない部分だからこそ大事なところだと思うんです。

―見えないところにはお金をかけないよっていう方もいらっしゃるんですよね。一方で、見えないことにお金をかけるのが本当のこだわりで、表にでるものにお金をかけるのは本当のこだわりではないとおっしゃる方もいらっしゃって、そういった工務店様・設計士様に使っていただきたい断熱材だと思っています。

断熱材の良さを体感してもらえるような場所はなかなかないと思いますが、エコハウス美桑は軸組みの中もその外側にもウッドファイバーを使っているので、ぜひ泊まってほしいです。夏は本当に涼しいんですよね。サッシの性能もありますが、音も静かだと思います。

―ウッドファイバー北海道工場の管理事務所もウッドファイバーを使っているんでが、外はすぐ横に国道があって、真上は飛行機が飛んでいるんですけど(近くに新千歳空港があります)、本当に静かなんですよね。オーディオルームにウッドファイバーを使われている方もいらっしゃるんですよ。

数字ではグラスウールと変わらなくても、使っていると蓄熱しているというのもわかりますよね。言葉で説明するのはなかなか難しいですけど、ぜひエコハウスで体感してほしいです。

<下川町エコハウス美桑>

<下川町エコハウス美桑> 下川産トドマツのチップでウッドファイバーを 特別生産、壁に300mm厚使用しています。

下川町は北海道の北部に位置し、人口3500人ほどの緑豊かなまちです。内陸性の気候で寒暖の差が激しく、夏は30℃を越え、冬は-30℃を下回り、年間の温度差は60℃以上にもなります。また、町の面積の約90%が森林であることから、森林・林業を基盤として発展してきました。

FSC森林認証の取得、森林バイオマスの総合的な利活用などに取り組み、2008年には国の「環境モデル都市」、2012年には「環境未来都市」の認定を受けました。

2009年に環境省による補助<21世紀環境共生型住宅のモデル整備による建設促進事業>の対象自治体として全国20箇所のうちの一箇所として選定され、環境共生型モデル住宅<通称エコハウス 美桑(みくわ)>を建設しました。施設内部には地中熱ヒートポンプ、ペレットボイラー・ストーブなどの次世代環境技術を導入しており、訪れた方々に体験していただくことで、環境配慮型のライフスタイルを提案し、住宅への導入に向けた普及啓発を行っています。

美桑は、2010年6月にOPENし、現在、施設の見学、セミナーハウスとしてのご使用、宿泊など、様々な体験をすることが可能(有料)です。ぜひご利用ください。
美桑宿泊体験予約・お問合せ(五味温泉 TEL:01655-4-3311)

下川町の方は冠婚葬祭のときに自分の家では親戚みんなで泊まれないからということで、エコハウスを借りて下さったりしているんです。一棟貸しなので、心おきなく家族みんなで泊まれるということで借りてくださる方とか、友達同士で忘年会とかで借りて下さる方もいます。町からは離れているので、飲んで泊まって帰るというように使ってくださっているみたいです。

―温泉も隣接していますしね。 身近な施設としてとらえてもらえるのはうれしいことですね。

下川町の方に使っていただけるのはなによりうれしいですね。もちろん遠くからもきてくださるのも大変ありがたいことです。 2013年の4月でエコハウスができて丸3年経ちました。下川の人口は3500人あまりですが、エコハウスの視察と宿泊含めて累計で4000人の方がきてくださっていて、人口を越えたねと盛り上がっていたんですよ。稼動率も50%ぐらいあって、宿泊施設としてはありがたいことですよね。夏場の方が利用者は多いようなのですが、冬の方がエコハウスを体感するには良い季節なので、ぜひ冬にも泊まっていただきたいなと思っています。

盆地なので、ふわふわした雪がしんしんと静かにつもるんです。大きい開口部があるので、快適な暖かい空間の中でそういう景色を楽しんでほしいと思います。

環境負荷のかからないものを(NPO法人エゾロック・札幌市)

―エゾロックさんでコミュニティスペースの断熱改修に使っていただいたときはどういった経緯だったんですか。

エゾロックの代表の草野さんが、できるだけ環境に負荷のかからないものを使いたいと言ってくださっていて、こういうのがあるよとお知らせしたらすごくいいよねと言ってくださって、すぐ使うことに決まりました。
出入りしている若いスタッフさんや学生さんたちと一緒に工事をしていたのですけど、チクチクしないから安心でした。コミュニティスペースがどうやってできたかとあわせて、こういうものを使っているとみなさんに伝えていただいているんです。

―You Tubeにウッドファイバーを施工してる映像も載せていただいていますよね。

築40年の一軒家を断熱改修と内装リニューアルでコミュニティスペースとして生まれ変わらせました。 打ち合わせや会議、ワークショップなど活用されており、活動のよりどころとなっています。 ※気になる断熱改修の模様はYou Tubeでご覧いただけます。

■ユーザー名:ezorockweb
■タイトル:110217 新事務所改装 8日目、110222 新事務所改装 13日目

地域の特性を楽しめる住まい

―櫻井さんが設計をする上で大事にしていることはなんですか。

すごく雪の多いところや、すごく風の強いところもあって、一見するとデメリットなんですけど、それを逆手にとって楽しめるようになると、そこでの暮らしが楽しくなると思うんですね。建物はそういうことを応援できるものだと思うんです。いかに地域の特性を楽しめるかというのを大事に思っています。 雪が降るのを見ながら、今日も雪かきかと思うと悲しい景色だけど、そういうわずらわしさができるだけ少なくなるような工夫をしてあげたら、すごくその景色が楽しくきれいに見えるんじゃないかと。雪が降った時や屋根の雪が落ちたときに、直ちになんとかしないと暮せないのであれれば、雪が降るのを見るのがつらくなりますけど、いずれなんとかしないといけないけど、週末でもいいとか、少し猶予があると、心の負担が減るかなと。週末だけなら、ちょっとした雪かきイベントのように楽しめるといいなと思います。

外と中の中間の、外なんだけれどもひさしがちゃんとあって雪がつもりづらくしてある部分を充実させてみたりとか。風の強いところでは、建て主さんには一般的な人から見ると反対ですよねと言われたんですが、あえて南側の風上に物置とガレージをもってきて、そこで風をうけてしまって、風の影響を受けないプライベートな中庭をつくってみたりとか。 出来るだけ気持ちの良い開口を造りたいっていうのがあって、道路に面してすぐのところに大きい開口があっても、カーテンで閉め切ってしまうなら、なんのために窓があるのかなというふうにはしたくないんです。

最近はそういう敷地の外との関係をどういうふうに造るかを大事にしていますね。それはもう断熱をしっかりとやれば、建物の性能は保たれて安心だからです。断熱は設計の基本であるのは変わりません。なので、外との関係性と、いかに地域の環境を楽しむかということを意識しながら設計活動をしています。

エコハウスの完成から早いもので3年経って、エコハウスの話を聞いた工務店さんなどから声をかけていただいたりとか、JIAで北海道の建築家カタログを出したんですけど、そのときに紀伊国屋でやったトークイベントで話を聞いてくださった方が声をかけてくださったり。今ようやくエコハウスでつながってきた感じがします。

―下川のエコハウスはやっぱり行ってみるといいなって思いますよね。下川町も行けばいくほど住みたくなる町ですよね。

そうでしょう、みんな下川が大好きになるんですよ。食べ物もおいしいし、素敵なお店もありますし。なにより、下川の方々が外から来る人も受け入れて下さるおおらかな雰囲気もステキなんです。

(下川町ではエコハウス美桑の他、一の橋バイオビレッジでもウッドファイバーが採用されています)

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